引っ越しやベッドの買い替えの際、まず考えなければいけないのは、今使っているベッドの処分方法です。ベッドは1、2を争う大型家具ゆえに、どのように処分するのがベストか分からないものです。今回はベッドの処分方法を4つご紹介します。
1.粗大ゴミとして自治体に処分を依頼する
自治体によってルールは多少異なりますが、ベッドは粗大ゴミとして引き取ってもらえます。最もポピュラーな処分方法と言えるでしょう。自治体が行うので連絡先も分かりやすく、安心感があります。ただ、デメリットとしては、融通が利き難いこと。事前に申し込みをし、指定された日に、指定の場所までベッドを運ばなければなりません。そのためにドアのサイズを確認し、搬出できるように事前に自らベッドを小さく解体しなければいけないことも考えられます。
2.粗大ごみ処分業者に依頼する
自分で処分するのが難しい大型家具などの処分を代行してくれる業者、いわゆる「代行サービス」業者です。電話一本入れれば、あとは向こうが段取りを提示してくれます。業者が自宅に来てくれて、大きさや数などを確認したらすぐに価格の見積もりを出してくれます。対応は早いと言えます。ありがたいことに様々な融通が利きますが、もちろんデメリットも発生します。それは何といっても、割高ということ。彼らが行うのはあくまで「代行サービス」という商売です。ですから利益を上乗せした価格設定にしてあります。しかも、この「代行サービス」の厄介なところは、相場が分かりにくいところです。つまりサービスとして搬出や日時指定などができることを加味して自分の基準に照らし合わせ判断するしかありません。結果として出費が増えてしまうことは致し方ないです。一つ注意として、中には違法行為を行うような悪徳業者も存在しているようなので、信用できる業者を見極めて選ぶようにしましょう。
3.リサイクルショップに相談する
比較的賢い方法と言えるのが、このリサイクルショップに相談する方法です。手順は粗大ごみ処分業者に依頼するのと同じパターンです。まずは電話で相談し、査定をしてもらい、納得すればリサイクルに出すといった流れです。お店によって決まりは、まちまちですが、大型家具なので電話を入れれば直接自宅まで見に来てくれる場合も多いようです。搬出は多くの場合、業者が行います。ただ、分解しなければ搬出できない場合などは事前に相談したほうがいいかもしれません。本来処分にはお金がかかりますが、リサイクルショップなら、処分でなくリサイクルすることが前提なので、査定をしてもらい上手くいけば処分できてお金ももらえるといった嬉しい展開になる可能性があります。ただ、一つ言えることは、査定は期待しないこと。状態によっては引き取ってもらえないこともあります。欲を出さず、上手くいけば無料に近い価格で処分できるといったスタンスで考えておくのが無難ですよ。
4.自分で分解して小分けに捨てる
とにかく出費を抑えたい!という方は、まずは自分で出来そうか考えてみるのも悪くありません。業者を頼まず自力で処分する方法です。ポイントはいたってシンプル。とにかく「細かく切る」ということ。手間はとてもかかると言えます。また、作業を行うために広いスペースも必要です。部屋の中で行うと汚れるので、出来たら庭や車庫のあるご家庭はそちらで行うことをお勧めします。ベッドが鉄製の場合などは、ある程度専門の道具も必要なので、分解に取りかかる前に本当に自分でできるのかを判断することが最も重要ですね。手間と労力を惜しまないということであれば選択肢としてありかもしれません。
さて、ベッドの処分について4つご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。自治体・処分業者・リサイクルショップの対応は様々なので、お伝えしたことが必ずしも当てはまるとは言えませんが、ベッドの処分の際は参考にして、ぜひ納得のいく選択をしてくださいね。