各家庭にほぼ必ず一台はあるといっても過言ではない掃除機。
新しいものを購入するとなると、多くの場合古いものを処分してしまいますが、
もしまだ使える製品であれば…ひょっとしたら市場価値があるかもしれません。
そもそも掃除機なんて売れるの？
中古の掃除機を買う人なんているのか？と疑問に思いますよね。
掃除機は家電の中でも日常的に使用する頻度が高いため、
購入意欲が高い商品といわれています。
もちろん使い古されて汚れだらけのものは論外ですが、
本体にあまり傷や汚れが見えないものや
話題のサイクロン式のものは中古でも購入したいと思う人が多い商品です。
特にテレビやインターネットの通販に惹かれて購入をしてみたものの、
重さやサイズが思っていたイメージと違っていてお蔵入りした…という理由で
あまり使うこともなく、きれいな状態で手放すケースも少なくないそうです。
中古で購入すると定価の5割～7割で購入することができるので、
少しでも安く買いたい方には、中古であっても人気があります。
あなたの掃除機はどのタイプ？
昨今の掃除機市場はとても活況。
従来のキャニスター型に加え、スティック型、ハンディ掃除機、スチームクリーナー、
そしてロボット掃除機と、様々です。
自分が使っている掃除機がどのタイプで、どういう目的に向いているのか知っていますか？これを知っておけば、あなたの持っている掃除機をどんな人が欲しいと思うのか想像する一つの材料になりますよ。
■キャニスター型
一番定番といっても過言ではない、コンセントをさして使う、長いノズルとコロコロ動く卵型の本体を持つ掃除機です。
電源をコンセントから取るため、吸引力はかなりパワフル。
ノズルを付け替えて布団クリーナーとして使うこともできる製品も増えてきています。
広い範囲を一気にきれいにしたい、とにかくゴミをしっかり吸い取りたいという方に好まれています。
また、本体は床の上をコロコロと車輪で移動するので、掃除中の手にかかる重量はノズルの部分だけになり、手や腕の負担がかなり減るのもキャニスター型の利点です。
■スティック型掃除機
ゴミが落ちていると気が付いたときに、ささっと使うことができるのがスティック型の魅力。広い範囲より狭い範囲の掃除に向いているため、階段や廊下の掃除用、あるいは個人の部屋用として使うケースが多いです。
収納場所をとらないので、二台目としての人気があります。
■お掃除ロボット
ルンバを筆頭に、最近はとても種類が増えたお掃除ロボット。
吸引力は強くはありませんが、何度も往復してくまなく掃除をしてくれるという利点があります。
自動的に掃除をしてくれることから、仕事などで家を空けることが多い方や掃除にあまり時間を使うことができない方に人気です。
■ハンディ掃除機
手で持って使うことができる小型掃除機は、車内の掃除や棚回り・ソファの上といった細かいところの清掃にぴったりです。最大のメリットはどこへでも持ち運べるコンパクトさなので、細かいところまで掃除機で掃除したい！という方や、収納の関係で小さい掃除機じゃないと困るという方に人気があります。
■スチームクリーナー
吸い込み式の掃除機とは少し趣向が変わるスチームクリーナーは、その名の通り蒸気の力で汚れを綺麗にする掃除機です。
掃除機では吸い取れない汚れの除去に加えて、除菌ができるものもあるので、小さいこどもやペットがいる家庭でも使われることが多いです。
掃除機の選択肢はメーカーだけではない
掃除機といえばダイソンや日立、マキタといったメーカーが頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。もちろん有名なメーカーは種類も多く、様々な性能を持った掃除機が発売されています。しかし、使う頻度が高いものだからこそ購入するときは「自分に合っているもの」を選択して購入するケースが高いのが掃除機。
どんなに性能が素晴らしい！と謳っていても、本体が重たくて使いづらかったり、充電にすごく時間がかかったり、手入れが難しかったりするとストレスになります。
もし手放したい掃除機が有名メーカーではなかったとしても、上記のどのタイプに当てはまるのかを参考にしてもらえれば、粗大ごみにする前に買取やフリマに出す選択肢も増えるのではないでしょうか。
ゴミを綺麗に掃除してくれる掃除機をゴミにしてしまう前に、できるだけ長く使う道を見つけたいものです。
