オフィス家具をかしこく処分するには?

オフィス家具をかしこく処分するには?

事業ゴミについて知っておこう!

事務所や店舗などの事業で使用していた家具は、自治体が回収する粗大ゴミとして廃棄することはできません。

金属製のロッカーや机・椅子、パーテーションなど、「金属くず」に含まれるものは産業廃棄物として処分します。
廃棄する場合、廃棄物処理業の許可を受けている業者に依頼し、適切な方法で処分する必要があります。その場合、家具の種類別の処分費用に加えて、伝票(適切に廃棄物の処理を行ったことを証明する書類)の発行手数料などが別途かかりますので、確認しておきましょう。

産業廃棄物に含まれないオフィス家具(金属が使用されている部分が少ないソファや木製のテーブルなど)については、事業系一般廃棄物として自治体の許可を受けた“一般廃棄物収集運搬業者”に依頼して処分する必要があります。自治体により事業系一般廃棄物の処理に関するリサイクルなどの特別な条例がある場合は、事前に確認の上、その条例に従って処分しましょう。

不法投棄などの廃棄物トラブルに巻き込まれないためにも、依頼する際は所在が明らかで信頼できる業者を選ぶことも大切です。

状態の良いものはリサイクル

処分をお考えのオフィス家具の中に新しいものやまだ使用できるものはありませんか?使用感がなく状態の良いものであれば、リサイクルショップや専門の買取り業者などに中古品として買い取ってもらえる可能性があります。
現地まで無料で出張査定に来てくれる場合が多いので、まずは見積りの依頼をしてみましょう。目安としては製造から3〜5年ぐらいまでのものが買取りの対象となり、提示された査定額に納得できればそのまま引き取ってもらえます。廃棄物として処分する時のような委託契約や処理伝票などの手続きも必要なく、売買契約だけで済みますので、費用をかけずに手間なく処分することが出来ます。

スチール製の家具は資源として再利用可能

製造から年数が経過していて買取してもらえない場合は、廃棄するしか方法がないのでしょうか?
いえ!まだ諦めてはいけません!古いオフィス家具の中にスチール製の家具はありませんか??
スチール製であれば資源として再利用できるため、無料で引き取ってくれる業者もあります。処分するにも高額な費用がかかってしまうので、無料で引き取ってもらえるのはとてもありがたいですね。家具としては利用価値がなくても、資源としての需要があるため、たとえ買取してもらえなくてもお金をかけずに処分することが可能です。
ただし、無料で引き取りしてもらえるのはあくまでもスチール製の家具のみです。木製やガラス製に関しては対象ではありませんので注意しましょう。

不用品回収業者を利用しよう

リサイクルできるか廃棄するべきか迷ったり、とにかく急ぎで処分する必要があったりという場合は、まとめて不用品回収業者を利用するのも良いでしょう。ほとんどの業者で買取サービスも合わせて行っているので、リサイクル可能なオフィス家具については、リサイクルショップ同様に買取もしてくれます。すべてを廃棄してしまうよりもお得に処分できますね。
見積りを依頼すれば、即日で対応してくれる不用品回収業者もありますので、見積り〜買取・回収までスピーディーに対応してもらえて便利なのも魅力です。

処分する際は最後まで責任を持って

オフィス家具の処分について、いくつかの方法をご紹介しましたが、いずれも事業者が最後まで責任を持って処分しなければいけません。
廃棄物トラブルなどにならないように信頼できる業者を選び、状態や種類によって適切な方法で処分してくださいね。

SNSでもご購読できます。

よくある質問
法人買取
お問い合わせフォーム