バイクを売る際、高価買取してもらうにはいくつか秘訣があります。バイク好きな方なら、我が子のように大切なバイクを売るのですから、少しでも高い買取を期待したいですよね。今回は、そんなバイクの買取の際に知っておきたいポイントをご紹介します。
どんな状態のバイクでも買取が可能なの？
まだまだ乗れるバイクを売る場合はもちろんですが、実は動かなくなったバイクや事故車であっても状態によっては買取が十分に期待できます。バイクを廃車として手続きしてしまうとお金がかかりますので、買取してもらえれば高値でなくてもラッキーです。エンジン部分が壊れていたり、大破している場合は、修復不可能だったり、転売するにも修復費の方が高くついてしまうため、買取出来ない場合が多いです。しかし、小さなヘコミや破損は、大抵の場合買取を行ってくれます。また、買取業者は独自の販売ルートを持っていたりするので、動かなくなったバイクであっても、買取が可能というわけです。すべて買取してもらえるわけではありませんが、いずれにしても廃棄であればお金が発生するのですから、ダメ元でとにかく査定を依頼してみましょう。
買取の際に査定士がチェックする項目は？
バイクの買取の際に、査定士がチェックする項目は、メインとして６つあります。
一つ目はエンジン。エンジンの音・オイル漏れ・キズ・さびなどの状態をみます。
二つ目はフロント、ゼンリン周辺の足回りです。ハンドル・タイヤ・ホイール・グリップなどのねじれやキズ・へこみ、オイル漏れなどの状態をみます。
三つめは、外装パーツ。タンクやカウル、シート、前後フェンダーのキズやへこみ、さび、破損していないかをみます。
四つ目はリア、後輪周辺の足回りです。チェーンやスプロケット・タイヤ・ホイール・サスペンション・スイングアームなどのねじれや歪み、キズ・へこみ・タイヤ山・腐食・オイル漏れなどの状態をみます。
五つ目はマフラーやウィンカーなどの電気周り。マフラー・ウィンカーに加え、ブレーキ・バッテリー・メーター・ライトなどのキズやへこみ・穴がないかなどをみます。
最後六つ目は車体フレーム。こちらもキズ・へこみ・さび・穴・歪みがないかをみます。
いずれの項目も正常に動ききれいな状態であればあるほどポイントが高くなり、買取額も上がっていきます。最終的に、各項目のポイントを足しあげ、総合評価をします。以上はあくまでも平均的なメイン項目であって、走行距離やバイクの希少価値・時期なども影響はしてきます。
より高価買取してもらうために、一括査定を活用しよう。
バイクを高価買取してもらうためには、バイクの状態が最も重要ではありますが、少しでも高価な買取を期待する方は、一括見積サイトを利用するのもおすすめです。引っ越し業者に見積依頼をしたことがある人はご存知かもしれませんが、業者によって倍ほど価格が変わることもあります。複数の業者に査定依頼ができれば、値段相場がわかって交渉もしやすくなりますし、査定のプロではない売る側の私たちからすると、一括査定はメリットが多いでしょう。また出張買取もこちらがわざわざバイクを持って出向く必要がないので気軽に行えます。ですので、一括査定を申し込み、出張で来てもらうという流れが良いかもしれません。
最後に
大切なバイクを少しでも高価買取してもらうために、査定項目などをお教えしましたが、一番大事なのは、そのバイクをどれだけ大事にしてきたか、ということだと思います。長年乗った古いバイクであっても、定期的にメンテナンスされていて大事に乗っていたのだということが伝われば、査定士も心象的に少し高く付けてあげようかなと思ってしまうものです。もともと、バイク好きの査定士さんも多いでしょうから、売り手の気持ちもわかってくれるでしょう。大切なバイク。今売ることを考えていなくても、いつかは売る可能性があります。日ごろからメンテナンス・洗車を怠らず、手放す際には高く買い取ってもらい新しい乗り手が見つかるよう、大事にしてあげてくださいね。
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