オフィスを移転する、止むを得ずオフィスを閉めなくてはならない、そんな時、不要になったオフィス家具やOA機器をどうすれば良いかご存知ですか？捨てるなんて言うのはもってのほか！今回は、そんな時に知っておきたい”店舗買取”という方法をご紹介します。
店舗買取とは？
”店舗買取”というのは、その名の通り「店舗を丸々買い取ってくれる」ということ。多くの場合は出張査定をしてくれるようなので、業者の方が実際にオフィスに来て、買取可能なもの、そうでないものを判断し、買取可能なものについてはそれぞれの値段をつけてくれます。また買取不能なものについても処分してくれる業者さんもあります。なので、自分自身で不要になった家具や機器それぞれの行き先を決めていく必要がなく、手間がかからない上に、収入にもなり得る方法なのです。素人眼には「これは売れないだろうな」と思うようなものも、プロが見ると意外と値打ちがあったり、また海外にも出荷しているような業者だと、多少古いものでも取り扱っていたりしますのでちょっとしたお楽しみ感もあります。オフィスの移転や撤退は、ただでさえ忙しいので、この”店舗買取”という方法を覚えておくと少しでもバタバタが省けるかもしれません。
どんなものを買い取ってくれるの？～オフィス家具～
続いて、どのようなものを買い取ってくれるのかをご紹介します。まずはオフィスで不要になった家具についてです。具体的には、デスク、チェアをはじめ、パーテーションやロッカー書庫、棚などあらゆるものが買取可能です。（業者さんにもよります）応接間があった場合は、応接用ソファ、テーブル、サイドボード、木製ポールハンガーなども取り扱っていたりします。中でも特に買取価格に期待できるものとして、まずは片袖or両袖デスクがあります。オフィス家具のメインと言っても過言ではないですよね。奥行きがある方がPCが置きやすく、使い勝手が良いため需要が高く高値傾向にあります。次に、応接テーブル&ソファセット。もともとの値段が高いこともあり、中古品で探される方が多いことなどから、こちらも買取需要が高いようです。他にも、家具として人気の高いブランド、カッシーナやアルフレックス、ヴィトラやノーム、ハーマンミラーのものは高値で買い取ってくれることが多いようです。オフィス家具のブランドとしては、オカムラ、コクヨ、ウチダ、イトーキなどは安定的に需要があり、高値買取の可能性も高いです。もちろん、劣化があまりなく、綺麗な状態のものの方が高値が付きますので、少なくとも査定前にはきちんと磨いておくと良いでしょう。
どんなものを買い取ってくれるの？～OA機器～
オフィスで特に行き先に困るのがOA機器。これについても、どんなものを買い取ってくれるかをご紹介します。まずは、代表的なところで複合機(カラー複合機/モノクロ複合機)。続いて、ビジネスフォン、FAX、プリンターが挙げられます。もちろんパソコンも買取可能な業者さんがほとんどです。これらはオフィスを立ち上げる際に、立ち上げと同時に働く人数に応じて必要なものなので、中古でも十分に需要があります。ただし、それぞれ付属品や説明書が揃っていることが高値をつけるポイント。購入時にはまとめて保管しておくことをおすすめします。また、特にパソコンは次々に新しい型が登場していますので、新しければ新しいほど人気があります。その他のOA機器としては、シュレッダー、プロジェクター、冷蔵庫、トナー、ラミネーター、分煙機等も取り扱いがあります。
いかがでしたか。取り扱いアイテムを見ると、よっぽど劣化が激しかったり、見た目が汚かったりするものでない限りは査定・買取が可能ということがわかります。日頃から、従業員の方にオフィス内のアイテムを丁寧に扱ってもらうということも大切なことかもしれませんね。