断捨離をしようと大掃除をしていたら、新しい食器が出てきた!でも新品を捨てるのはもったいないですよね。今回は人気の国内和食器ブランドをご紹介します。箱に入ったままの人気ブランド和食器があれば、思い切って買取してもらってはいかがでしょうか。
そもそも和食器とは?
ブランド食器の買取というと、ロイヤルコペンハーゲンやマイセン、ノリタケといった洋食器のイメージが強いかもしれません。しかし、和食器ももちろん買取の対象です。洋食器、和食器と言いますが、そもそも和食器とはどういったものでしょうか?
和食器は400年以上も前に始まった日本の焼き物です。陶器(粘土)の質感が、和食器ならではの良さとも言えますね。
では洋食器と和食器の違いとは何でしょうか。それは食文化の違いから来ていると言えます。それは何かというと、食器の使い方です。
洋食器は基本的にテーブルに置いて使いますよね。テーブルに置いたお皿にフォークやナイフを使いますので、傷がつきにくいや磁器(石の粉と粘土を混ぜたもの)を中心に制作されたのです。それに対して、和食器は手に持って使うことが多いです。これは、世界的に見ても大変珍しい文化だそうですよ。器を手に持ち、器に傷がつきにくいお箸を使う和食器は、手触りや風合いにもこだわった陶器として発達しました。
買取でも人気の和食器ブランド①たち吉
日本国内の和食器ブランドといえば、というと初めに挙がってくるのがこのたち吉でしょう。買取市場でも人気があります。創業は1752年。京都で生まれた老舗陶磁器メーカーです。窯元から仕入れた商品を売るのではなく、小売商の方から窯元に注文して希望の商品を作らせて売るという「創作陶器」を始めたメーカーでもあったそうです。
たち吉のこだわりの食器は、永く使えて飽きがこず、料理が映えて、四季を感じられるもの。日本の美しい季節を食器に取り入れた風情ある和食器のブランドと言えるでしょう。
日々使うごとに味がでてくる普段使いの食器はもちろんのこと、結婚のお祝いに贈りたい夫婦茶碗などにも、たち吉ならではのデザインが豊富です。たち吉は時代のニーズに応えた多彩なラインを常に送り出し続けているのです。
リーズナブルな価格帯が中心であるため、引き出物やちょっとした贈り物でいただいている可能性もあると思います。いただいたものを手放すのは気がひけるかもしれませんが、これ以上食器棚に入らない、使う予定がない、というのであれば宝の持ち腐れです。買取をしてもらい、他の本当に必要としてくれている人に大切に使ってもらうというのも、良いと思いませんか?
買取でも人気の和食器ブランド②香蘭社
香蘭社は明治12年に設立された佐賀県有田町の名窯です。香蘭社では美しい洋食器もたくさん作られていて買取市場でも人気がありますが、和食器の有田焼もやはり人気があります。特に年配の方の人気が高いようです。
香蘭社はリーズナブルな価格もあれば、高級なラインまで揃えられています。用途によって使い分けることができますね。
香蘭社の和食器には伝統的な和のデザインが施され、控え目ながらも日本的で、高級感が漂っているのが人気の秘訣だと言えます。香蘭社の食器は宮内庁御用達の大変由緒あるブランドでもあります。
中には、日本的なデザインを好まない方もいらっしゃるかもしれません。それならば、和の食器を愛する方に使っていただけるよう、一度買取査定をしてもらうと良いでしょう。
買取でも人気の和食器ブランド③白山陶器
1779年創業の、歴史ある長崎県の陶磁器メーカー。香蘭社は伝統的な和のデザインが魅力でしたが、白山陶器は派手ではないデザインにもかかわらず、現代的でモダンな美しさが魅力です。若い人にも人気があるので、結婚式の引き出物としても人気があります。白山陶器といえば、社内デザイナーとして活躍した森正洋氏のデザインによる食器も有名ですね。G型しょうゆさしは、1958年の発売当初から現在に至るまで、カラーバリエーションを増やしながら生産されつづけているロングラン商品で、こちらも人気があります。その他にもロングライフデザイン、グッドデザインを受賞している商品が多数あります。歴史ある商品を作り続けるだけではなく、現在の生活に合った新しいスタンダードを生み出し続けており、見た目と使いやすさ、両方にこだわって作られた商品なのです。
先出の通り結婚式の引き出物でもよく贈られていますので、ご家庭に眠っている可能性も高いかもしれません。眠っている白山陶器の食器があれば、是非買取を検討してみてくださいね。