近年、グランピングを中心としたアウトドアがブーム再燃。SNSの普及がその背景にあるようです。家族や友達と楽しむ以外に、ソロキャンプも人気で、中古のアウトドア用品の需要は高まっています。今回はアウトドア用品を買取に出すコツをお話します。
【どんなアウトドア用品が人気？】
キャンプなどのアウトドアを楽しむためには、たくさんのグッズが必要です。多くの種類があるアウトドア用品の中で定番ものとして挙げられるのが、「テント」「タープ」「寝袋（シュラフ）」「テーブル＆チェア」「バーベキューグリル」「マット」「ガスバーナー」「照明類（ランタン）」あたりでしょう。
これらの定番商品は、キャンプ・アウトドアには欠かせないものです。初めてアウトドアにチャレンジする方や、アウトドア用品の追加・買い替えをお考えの方に需要があり、中古であってもよく売れる商品です。
また、上記の定番商品に加え、「ハンモック」「簡易ベッドやベンチなどにもなるマット」「エアマット」など、快適に過ごすためのグッズも売れ筋傾向です。
【人気のアウトドア用品ブランド】
ブランドものは中古市場でも需要が高いです。買取査定にも影響がありますのでぜひチェックしておきましょう。
コールマン(Coleman)
100年以上の長い歴史を誇るアメリカ生まれの「コールマン」は、言わずと知れた世界トップブランドのひとつです。
テントからウェア、小物類まで幅広い商品を扱っているので、初心者にもおすすめです。実際、キャンプ場に行くと、あちらこちらでコールマンのブランドロゴを目にします。多くのキャンプユーザーに支持されているのが見てとれます。
スノーピーク(snow peak)
ものづくりの街、新潟県燕三条市発祥のブランド。職人技で細部まで丁寧に作りこまれた上質な商品は、海外でも根強いファンがいます。商品のデザインがお洒落で高品質、そして保証も充実しています。アウトドアユーザーにとって、ステータス的な存在です。
モンベル(mont-bell)
トップクライマーであった創業者が大阪で立ち上げたアウトドア用品のブランドです。登山を中心とした用品が多いので登山愛好者に支持されています。キャンプ用品、アウトドアウェアなど幅広く取り扱っています。
ロゴス (LOGOS)
日本のキャンプ用品老舗ブランドです。海辺5mから標高800mまで対応できる商品を開発しています。日本のコールマンと呼ばれるほど、商品の種類が充実しています。さらに低価格高品質でコストパフォーマンスが高いと評判です。
【アウトドア用品を高く売るコツは？】
アウトドア用品は中古でも人気ということでしたが、実際に買取を依頼する際、査定で高く評価されるためにはどんなことに気をつけたらよいでしょうか。
ポイントは５つ。
①商品が新しいこと。アウトドア用品は、毎年新しいモデルが発売されますので、年式が新しいと高く査定されます。
②傷や穴が開いていないこと。特に、テントやタープの場合は、中で安心して過ごせるよう、穴が開いていないことが前提です。
③見た目がきれいなこと。土や泥、食べ物などは、しっかりと落としてください。匂いやカビもNGです。商品の状態によっては、買取不可になることも考えられますので注意してください。
④人気アイテムであること。テントやタープなど、定番商品は人気です。需要が多い分、買取査定も高く評価してもらえる傾向があります。
⑤一流メーカーの製品であること。人気ブランドのものは、買取強化を行っていることが多いです。
【まとめ】
毎シーズン、魅力的な新商品が発売されるアウトドア用品。いろいろと購入し、使ってみたくても保管場所に困りますよね。そうした理由から、好きなブランドやデザインのアウトドア用品を購入し、シーズンが終わったらすぐに売り、来シーズンにまた新しいものを購入するといった楽しみ方をする方も増えているようです。また、家族でアウトドアを楽しむ場合は、子どもたちの成長に合わせて用品の買い替えが必要になりますね。
不要になったアウトドア用品があれば、廃棄処分の前に、中古のアウトドア用品を取り扱うリサイクルショップや、専門店などを利用するとお得に処分できるかもしれませんよ。
