壊れて乗らなくなった自転車、粗大ゴミとして処分しようとしていませんか?それはとても勿体ないです。なぜなら自転車は壊れていても買取をしてもらえる可能性があるからです。ゴミならゼロ円ですが、買取してもらえれば思わぬ現金収入になりますよ!
自転車業界の現状
一般社団法人自転車産業振興協会のデータによると、自転車の保有台数は微増ではあるものの毎年増えています。その内訳は、ママチャリに代表される一般的な自転車が約半数を占めている一方、電動アシスト自転車、スポーツ車と言われるロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクが伸びてきています。健康増進のためのニーズは言うまでもないですが、東日本大震災を機にインフラが止まってしまった時の移動手段としても、自転車が見直されています。改めて自転車を持ちたいと思っている人は増え続けているというわけです。
しかし、新車で買うとなると高価な買い物になります。特に電動アシスト自転車の相場は10万円前後と高額ですので、自転車を中古で購入する人も増えています。そんな中、自転車業界最大手の一つである販売店が、自転車リユース専門店をオープンさせました。このように近年の中古自転車市場は活況を呈しているのです。
壊れた自転車をどうにかしたい
中古市場が盛り上がりをみせているとはいえ、買取してもらえるのはあくまで元値が高い高級自転車でしょう?と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに、人気のロードバイクや電動アシスト自転車は買取価格も高くつきます。しかし、ブレーキがきかない、タイヤがパンクした、ギアが切れた、いわゆる走行不能な自転車でも買い取ってもらえるのです。
壊れた自転車を処分したいのは、一個人だけではありません。学生マンションなどで大量の放置自転車に困っているようなマンション管理人の方も多いでしょう。鍵をかけたままだと、動かせないで途方にくれているかもしれません。台数が多すぎて、処分する費用もバカにならないと考えているはずです。しかし、そんな問題山積の放置自転車も買取してもらえるかもしれないのです!
壊れた自転車の行く末は?
まず、自転車の素材は再利用が可能な優良なものということがあげられます。自転車は安全性を重視しているために、鉄やゴムも粗悪なものは使われないのです。たとえ、もう乗れないような壊れた自転車でも、材料として新しい価値が出てくるわけです。
次に、パーツが部分的に壊れている場合は、修理して再度自転車として販売できます。自転車のフレームがガタついていると再販はしづらいのですが、その他のパーツは比較的整備が簡単です。また、カスタマイズして自転車を楽しむ人もいるので、サドル、ハンドル、ベル、タイヤといったパーツ単位での買取も可能になってきます。人気ブランドや主要メーカーのものであればパーツだけでも買取店は歓迎してくれるでしょう。
さらに、中古自転車の需要は国内だけに留まらず、買取した自転車を海外へ輸出している店舗もあります。アフリカ、中東、中国、東南アジア圏などは自転車ニーズが高いと言われています。特に発展途上国では、交通手段が少ないため自転車が庶民の足として必要不可欠なのです。
以上のように、壊れた自転車を大量に買取しても、処分することなく店舗はいろいろな手段で利益を得られるというわけです。
まとめ
自転車が乗れないほど壊れてしまったとしても、「もうゴミとして処分するしかない」と諦めないで下さい。壊れた自転車にも、材料、再販、輸出といった様々な第二の道が待っています。ゴミだと思っていたものが無くなり、現金に変わることが出来たなら一石二鳥以上の価値があると思いますよ。
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