遺品の買取で、高値がつくものとは?〜様々な金色編〜

遺品の買取で、高値がつくものとは?〜様々な金色編〜

遺品の中でも、いつの時代も変わらない価値があり、安定して高値で買取してもらえる金。一目見て買取してもらえそうな「金」だとわかりにくい「金」も存在しています。誤って捨ててしまわないようにどんな色味があるのかを知っておきましょう!

見るからに金色でない「金」もある?一般的な金色とは?

金色というと、いわゆる黄色味が強い黄金色をイメージすると思います。テレビなどでも見かけるゴールドバーや小判などの色と考えるとわかりやすいですね。あの色であれば、金だと判断がしやすいのですが、実はそれ以外の色味の金もあるのをご存知でしょうか?言われてみると身近に知っている色味もあると思いますので、ご紹介していきますね。
と、その前に…。ゴールドバーはもちろん純金、99.99%〜100%ですが、アクセサリーで純金(いわゆる24K)はほとんど存在しないのです。なぜかというと、金はとても柔らかいため、混じり気のない純金は強度が弱すぎてすぐ壊れてしまうのです。そのため、18Kのように、一部違う素材を混ぜているんですね。一般的な金色の構成は、金(75%)&シルバー(12.5%)&銅(12.5%)のようです。

ピンクゴールド

アクセサリーが好きな方であれば、ご存知のカラーからもしれません。淡いピンク色で、特に女性に人気があります。アクセサリーでよく使われる金です。本物の金ではありませんが、ピンクゴールドというカラーの携帯電話や家電がたくさん販売されているので、色味をご存知の方も多いかもしれませんね。
そのピンクゴールドは、どのような構成で成り立っているのでしょうか。例えば金(75%)&銀(7.5%)&銅(17.5%)というように、銅の割合を多くすることでこの淡いピンク色になるそうです。(銀の代わりにパラジウムが含まれることもあるようです。)
遺品整理の際、アクセサリーに詳しくない人がピンクゴールドのネックレスなどを見つけた時には、買取してもらえるような価値がある金だと気づけないかもしれませんので、要注意です。

ホワイトゴールド

その名の通り、白色の強い金ですが、こちらは一見、金に見えないかもしれません。金より格上と言われるプラチナの代用品として発明された金なのだそうです。素人がホワイトゴールドなのか、銀なのか、メッキなのかを判断するのは難しいかもしれません。遺品でこのような色のアクセサリーなどが出てきた時には、プラチナの可能性も含めて買取してもらうために保管しておいた方が良いでしょう。
ホワイトゴールドは金(75%)&銀(5%)&パラジウム(20%)
といったように、割合は色味によって変わりますが銅は入っていません。代わりにパラジウムが入っています。

レッドゴールド

ピンクゴールドよりももう少し赤味が強いゴールドです。レッドというと強すぎるイメージがあるかもしれませんが、ピンクゴールドのピンクがもう少し強いものといったイメージです。ローズゴールドとも呼ばれています。こちらは銀を混ぜず金(75%)&銅(25%)で作られることもあるのだそうです。銅を多めで、銀を混ぜることで色味を調整することができるのですね。

グリーンゴールド

レッドゴールドと並んで、あまり聞いたことがないカラーだと思います。見たことがない方も多いのではないでしょうか。これこそ、遺品で出てきたとしても金とは気づけないかもしれませんね。個性的な色でもありますので、人によってはおもちゃのように見えてしまうかもしれません。ただ、グリーンゴールド単体のアクセサリーは少ないようで、デザイン性を持たせるために、ほかのゴールドやシルバーと合わせて使われているそうです。
含有率は金(75%)&銀(25%)で、銅は含まれていません。

折り紙カラーの金色のようなものだけが金色ではないと、知っていただけたと思います。遺品を整理することになった際は、一般的な金色以外のものでも買取査定に出すようにしてくださいね。

 

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