生前整理業者が調べた、大阪の生前整理業者5選

生前整理業者が調べた、大阪の生前整理業者5選

終活の代表である生前整理、弊社でも多くの生前整理をお手伝いしてきました。生前整理で大切なのは、依頼者の話に耳を傾けることだと思っています。同業者から見て、お客様第一主義と言える大阪の生前整理業者を5社選びました。参考にして頂ければ幸いです。

大阪の生前整理業者5選

ここでご紹介する5社は全て、生前整理と遺品整理のどちらも手掛けています。後ほど詳しくお話ししますが、生前整理と遺品整理は密接に関係しています。両方に精通する業者だからこそ、気配りの行き届いたサービスを行ってくれるはずです。各社の詳細はHPをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

① 遺品整理専門会社クリーンメイト
0120-94-4651 〒544-0011大阪府大阪市生野区田島5-14-13

② マレリーク
0120-994-287 〒572-0084大阪府寝屋川市香里南之町21-9 田島ビル1F

③ 遺品整理・特殊清掃プロアシスト
0120-26-0410 〒567-0036大阪府茨木市上穂積4丁目2-12

④ 遺品整理エクシア
0120-77-2345 〒540-0035大阪府大阪市中央区釣鐘町1-5-9

⑤ 関西遺品整理センター
0120-79-8818 〒536-0005大阪府大阪市城東区中央2-13-25-1401

生前整理の相場

生前整理と一言でいっても、中身は様々です。エンディングノートをつけることや、お葬式の準備をすることも生前整理です。私たち、専門業者に依頼される生前整理の多くは、身の回りの増えすぎた荷物や思い出の品々を整理することになります。

以下の内容は、先にご紹介した5社の生前整理にかかる費用をまとめたものです。作業は、荷物の仕分け、処分、清掃などです。ただし、金額はあくまで目安ですので参考程度にご覧ください。

1R~1K  25,000円~35,000円    1~2名
1DK   40,000円~60,000円     2名
1LDK   60,000円~100,000円    2~3名
2DK    80,000円~120,000円     3名
2LDK 90,000円~150,000円      3~4名
3DK    120,000円~180,000円   3~5名
3LDK   140,000円~200,000円    3~6名
4DK    160,000円~250,000円   6名
4LDK   250,000円~300,000円 6名

※部屋の間取り、基本料金(税抜)、作業人数の順。

最安値は、ワンルームの25,000円でした。4DK以上になると200,000円を超える場合があります。金額に幅があるのは、基本料金にどこまでの作業を含んでいるかが業者によってことなるからです。荷物の仕分けと搬出のみなのか、清掃まで行ってくれるのか、基本料金の範疇を確認しましょう。

生前整理をしても、その後の生活は続きます。片付いた部屋を無駄にしないよう、業者に依頼したあとは日々の小まめな整理整頓が大切です。

業者選びの5つのポイントと全体の流れ

実際に業者選びをしてみると分かりますが、生前整理を行っている業者は非常にたくさんあります。一見しただけでは違いが分かりづらく、業者選びだけで疲れてしまうほどです。

優良な業者を見分けるためには、外せないポイントというものがあります。加えて、業者へ依頼する前に、問い合わせから作業完了まで、生前整理の全体の流れを知っておくことが安心に繋がるでしょう。

生前整理の業者選びと流れは、遺品整理の内容と重なります。詳しくは、「遺品整理業者が選ぶ、大阪の遺品整理業者5選」にて説明していますので、目を通してみて下さい。

遺品整理と生前整理

生前整理のために業者を探しているということは、生前整理とは何かを理解し、その必要性を感じてのことだと思います。中には遺品整理を経験して、大変な苦労があった方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、生前整理は大切です。これからの日本は超高齢化社会になり、独居老人がますます増えていくと予想されています。独り暮らしになると、身の回りのことは全て自分で行わなければいけません。しかし、心身の衰えから片づけや掃除に手が回らなくなり、高齢者のお宅がゴミ屋敷化することも珍しくありません。

弊社でお手伝いをさせて頂いた遺品整理の案件にも、1人暮らしの高齢者宅がゴミ屋敷になっていたというケースが多々あります。遺族は突然、部屋いっぱいに物が溢れかえっている現実を突きつけられます。何をどうすればいいのか分からず、途方に暮れて弊社へ相談されるのです。

遺品整理の大変さを知れば知るほど、生前整理の重要性が身に染みます。故人が高齢であれば、遺族も年齢を重ねています。そうなれば、遺品整理の負担ははかりしれません。

遺品整理と生前整理、どちらが大変かと聞かれると難しいところですが、やはり事前に生前整理をされていたお宅の方が、遺族の方の気持ちにゆとりが生まれているように思います。遺品整理のご依頼を受けたときも、少ない荷物の片づけで済みますので費用もさほどかかりません。

遺品整理を依頼される方が一番悩まれるのは、何をどう処分すればいいのか分からないことです。遺品整理は、遺族や第三者の手で遺品となった所有物を整理します。遺言書やエンディングノートに事細かく記してあれば話は別ですが、そのようなケースはほとんどありません。

「処分しても故人は怒らないだろうか」「形見として持っておいた方がいいのか」など、故人の持ち物1つ1つに迷いが生じて遺品整理が進まず、精神的に疲弊されたお客様をたくさん見てきました。

遺族の負担を考えると、生前整理を進めておくことが大切だと日々感じています。生前、準備されていたことがスムーズな遺品整理へと繋がっていくのです。

生前整理のメリット

弊社に生前整理のご相談をされる方の多くは、「死んでまで家族に迷惑をかけたくない」「遺族の負担を減らしておきたい」と言われます。生前整理は、「家族のため」と言うのです。そう思われるのは、とても自然なことで間違いではありません。先ほども申し上げた通り、実際に遺品整理が遺族の大きな負担になることもあります。

しかし、生前整理はあくまでも自分のために行うものではないでしょうか。生前整理は、限りある人生を振り返り、本当に必要なものだけで暮らすための作業だと思っています。生前整理は、決して後ろ向きなことではありません。「家族のため」以外にも、生前整理にはたくさんのメリットがあることを覚えておいてください。

まず、生前整理をすれば自分の人生を振り返ることができます。そういった時間は、なかなか取れるものではありません。半生を顧みることで、これからの自分にとって本当に必要なものを見出すことができます。

人生が長くなると、思い出も膨らみます。生前整理をされる方も、遺品整理と同じように捨てるか残すかで迷われます。しかし、今あるものを全て天国にもっていくことは出来ません。

大切なものだからこそ、自分が亡くなったあとに誰かに処分されるのではなく、残すものとそうでないものを自分自身で選別される方が納得できるのではないでしょうか。思い出を「形」ではなく「心」に残すことは、生前整理の大きな役割だと思います。

また、病気になったり、認知症が始まったりすると、判断力が鈍ってきます。意思疎通ができなくなると、自分で生前整理をすることは難しくなります。頭と体が元気なうちに生前整理を進めておくことで、万が一のときにも、自分の意志を反映することができるのです。

多くのお客様は生前整理の作業完了後に、住み心地がよくなったと言われます。物が多い部屋は、高齢者にとってはとても危険です。物が多いと掃除や片づけも頻繁に行わないといけなくなり、すぐに散らかってしまいます。片付いていない部屋は精神的にもよくありませんし、物につまずいて転倒する可能性も高まります。

杖や車いす、介助が必要になった場合、健康な身体のときよりも確実に広いスペースが必要になります。物が減って部屋にスペースが確保できていれば杖や車いす生活になったときも安心です。

生前整理をして身の回りがすっきりと片付けば、それだけで気持ちも軽くなります。つまり、生前整理は、年老いた自分自身の心と体を守るための作業と言えるのです。

生前整理をご本人以外でされる場合

ここまでは、生前整理を自分自身の手で行う方に向けて書いてきましたが、生前整理を依頼される方がご本人以外ということもあります。

例えば、「高齢の親が施設や病院に入るので、身の回りのものを片づけたい」「親は健在だが、物が増えすぎて困っている」といった具合です。この場合、生前整理を依頼されたご家族と、荷物の持ち主である本人との間でしっかりとコミュニケーションが取れているかで、作業の進み具合が異なってきます。

よくあるのは、片づけたい家族と片づけたくない本人との間で、折り合いがついていないまま依頼されるパターンです。そうなると、作業途中でストップがかかりなかなか前に進まないという事態に陥ります。

本人の同意なしに進めると、必ずあとからトラブルに発展します。また、高齢者に「整理しておいて」と、任せきりにするのもうまくいきません。

家族間の揉め事をなくすためには、やはり本人に生前整理のメリットを理解してもらうことが大切です。高齢になればなるほど頑固になる傾向にありますので、伝え方も考えなくてはいけません。決してそんなことはないのですが、「生前整理をしてほしい」とストレートに言ってしまうと、自分が大事にされていないように感じて、生前整理を拒絶してしまいがちです。

高齢者の方に生前整理をしてもらうためには、自分自身のメリットにもなるということを伝えつつ、「片づけたくない」という裏に隠された気持ちに寄り添うようにしてください。

1度に全てを片づけるのが難しい場合は、お互いの妥協点を見つけておくのもいいと思います。時間をかけて生前整理を行うのも、1つの方法です。本人と依頼者と、お互いが無理のないペースで進められればいいですね。

最後に

身近な人の旅立ちや遺品整理を経験すると、自分自身の最期を考える機会が増えるものです。弊社に依頼された多くのお客様が、ご自身の人生を振り返りながら生前整理を行っていました。

人生の最期は、いつ訪れるか分かりません。一度、弊社にて生前整理を完了したお客様が、再度ご相談に訪れることもありました。生前整理は、業者とのお付き合いが長期に渡ることも考えられます。ご自身で納得いくまで調べ、ご自身に合った業者と巡り合われることを祈ります。

 

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